礼拝カレンダー2025年9月号

毎日暑い日が続きますが、朝晩は風が通るようになってきました。
皆さまのお住いのエリアではいかがでしょうか?
9月号の礼拝カレンダーが完成しましたので、お知らせいたします。

8/28修正…9/6長野聖救主教会、稲荷山諸聖徒教会、9/28稲荷山諸聖徒教会を修正しました。

「宣教開始150周年記念聖餐式」のお知らせ

2025年8月19日

主の平和   

 初秋の候、益々ご健勝のことと存じます

 「1875年10月20日は、英国教会宣教協会が新潟の地で宣教拠点を開始した日として記録されるであろう」とするファイソン師の直筆の書簡が見つかったことから、10月20日を新潟聖パウロ教会宣教開始記念日とし、直近の主日である10月19日(日)に新潟聖パウロ教会宣教開始150周年記念聖餐式を開催します。150周年記念事業として、教会前に「宣教師P.K.ファイソン師 イザベラ・バードゆかりの地」として案内板を設置しますが、これに関連して、午後には「ファイソン師の新潟における宣教(仮)」として講演会を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしております。     在主

                   記

2025年10月19日(日)10時半~ 聖霊降臨後第19主日聖餐式
司式・説教:サムエル大西修主教

午後 「ファイソン師の新潟における宣教(仮)」
講師:トマス大関達也兄(新潟聖パウロ教会信徒)

日本聖公会中部教区新潟聖パウロ教会
牧師 司祭ヨセフ石田雅嗣 
電話:025-222-0474
新潟県新潟市中央区医学町通2番町74 

祈祷書の「特祷」とは?

 「特祷」は、英語では「コレクト(collect)」と呼ばれ、カトリックでは「集会祈願」、ルーテル教会では「つどいの祈り」などと呼ばれており、広くキリスト教諸教派で用いられている短い祈りです。もともとは「祈りを一つに集める」という意味を持ち、司式者が会衆を祈りへと導くための祈りとして位置づけられています。とくに聖餐式では、式の最初の部分(「開式」)を締めくくる重要な祈りです。司式者は、「祈りましょう」という招きの言葉に続きその日に固有の特祷を唱え、会衆は最後に「アーメン」と唱えることで、これをともに祈ります。こうして、その日の礼拝に参加者皆が「集められる」のです。
 第一祈祷書を編集したクランマーは、当時イングランドで用いられていたセーラム典礼からラテン語の特祷を英訳して採り入れたほか、いくつかの新しい祈りも加えました。その流れは今に続き、世界各地の聖公会で独自の特祷が用意されており、総数は千を超えると言われます。
 かつての祈祷書には、特祷と共にその日の使徒書と福音書も記されており、これらのつながりが明確でした。しかし、現在世界の聖公会で主流となっており、日本聖公会でも90年祈祷書から採用されている3年周期の聖書日課では、各年の日課ごとのつながりが薄く、すべてを特祷と重ね合わせることは原理的に困難です。大韓聖公会など、各サイクルごとに毎主日3種類の特祷を用意している例もありますが、今回の祈祷書改正では、これは今後の課題とし、従来通り1主日1特祷を基本としています。
 今回の改正案では、降臨節第1主日から三位一体主日までの特祷は、福音書の主題や期節の信仰的意味が反映されるよう配慮しました。一方で、聖霊降臨後の期節、いわゆる「特定」の期間は、日課が準継続朗読の原則で選択され、明確なテーマが設定しづらいため、聖餐式の導入部分を締めくくる祈りとしての機能に重きを置いています。
 内容面では、長年親しまれてきた伝統的な祈りも残しつつ、一方では助けや危難からの救いを願う内容の祈りが多く見られたところに、現代社会に応答する視点から、宣教・創造・命・平和と和解といったテーマを取り入れた新しい祈りを、バランスに配慮しつつ加えています。たとえば、8月には平和に関する祈りを、11月には聖徒の交わりや逝去者を覚える祈りを置き、期節の流れと信仰生活とをつなぐ構成としています。
 言葉の面では、堅い感じを与える漢語表現を可能な限り和語に改め、また神学用語を直接祈りの中で用いることも極力避けました。読みやすさを大切にする一方で、祈りとしての豊かさを損なわないよう慎重に言葉を選んだつもりですが、このあたりは試用してみてのフィードバックをお待ちしたいところです。
 特祷ひとつ取っても、それが形となって新祈祷書に収録されるまでには厖大な労力が必要です。また、祈祷書に記された言葉は、それが私たちの口を通して祈られてこそ、「生きた祈り」となります。新しい祈祷書を形にする働きのためにお祈りをお願いしつつ、それを実際に試用してみることを通して、私たちの信仰と礼拝が豊かにされることを願っています。

司祭 ダビデ 市原信太郎
(松本聖十字教会管理牧師 東京教区主教座聖堂出向中)

長嶋茂雄さんとチャペル

 長嶋茂雄さんが6月3日に逝去されました。どの世代の者たちにとっても、まさにスーパースターでした。長嶋さんは、1954年立教大学に入学すると同時に野球部に入部。東京六大学野球で大活躍されました。2017年、立教大学が優勝した際には神宮球場で応援くださり、大いに喜んでくださいました。
 昨年の立教学院創立150周年記念に、立教大学のキャンパスに設置された長嶋さんの記念碑のために、このようなメッセージを寄せてくださいました。
 「立教の後輩たちへ。自分の持っているもの、そのすべてを出し切ったら、悔いのない一生になるはずです。そのために社会に出たら自分をどう表現したらいいのか。僕はそれを学ぶのが学生生活だと思います。自分を甘やかさないで、何事にも積極的に取り組んで、社会に出たら示すものをたくさん蓄えてください。2024年5月11日 長嶋茂雄」
 2021年12月に、私は長嶋さんとお食事を共にする機会を与えられました。幼い頃からテレビで見ていた長嶋さんとご一緒させていただくのは光栄でしたが、その謙虚かつ温かいお人柄にあらためて感服しました。立教大学への深い愛情も伺うことができ、感謝でした。
 その際に、長嶋さんが、自分にとって立教大学で最も懐かしい場所は実はチャペルだとおっしゃったのを忘れられません。チャペルで祈る時間と空間が、
何よりもお好きだったとのことでした。80歳を超え、お体の不自由さと共に生きる中で、ますますチャペルへの思いが深くなっていったそうです。
 学生時代に撒かれた「祈りの種」は、こうして60年以上の歳月を経て、実をつけ、花を開かせるのだということを、あらためて確認することができた瞬間でもありました。
 立教大学ではこの9月に、長嶋さんが大好きだったチャペルで、長嶋さんの逝去者記念の祈りの時を持つことを決めました。

礼拝カレンダー2025年8月号

7月も後半に入り、高温の日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
8月号のセンターニュースが完成しましたので、お知らせいたします。

※7/24修正…新生礼拝堂、飯山復活教会、直江津聖上智教会に修正がありましたので、赤字部分をご覧ください。

※7/28修正…大垣聖ペテロ教会の第5週に修正がありました。