✛主の平和
新型コロナウイルス感染症による発症が国内においても多数報告されています。感染症に関して、様々な情報が⾶び交い、不安な思いをされている⽅もおられることと思います。感染予防、また他⼈に感染をうつさない努⼒が必要です。つきましては、新型コロナウイルス感染症により逝去された⽅々、発症された⽅々を覚え、祈りつつ、各教会・礼拝堂において以下のことを⼼に留めてくださるようお願い申し上げます。
PDFファイル:新型コロナウイルス対応について.pdf(668KB)
✛主の平和
新型コロナウイルス感染症による発症が国内においても多数報告されています。感染症に関して、様々な情報が⾶び交い、不安な思いをされている⽅もおられることと思います。感染予防、また他⼈に感染をうつさない努⼒が必要です。つきましては、新型コロナウイルス感染症により逝去された⽅々、発症された⽅々を覚え、祈りつつ、各教会・礼拝堂において以下のことを⼼に留めてくださるようお願い申し上げます。
PDFファイル:新型コロナウイルス対応について.pdf(668KB)
✛Peace of the Lord
There have been many cases reported of the Coronavirus Disease 2019 (COVID-29) in Japan with much information about the infectious disease, making some people feel nervous. We need to prevent ourselves from being transmitted and transmitting it to others. We give our condolences to those who have sadly passed away from this new Coronavirus Disease 2019 (COVID-19). Please remember and continue praying at each church and chapel.
当教会勤務の相原太郎聖職候補生が、2月22日に聖職(執事)に叙任されます。按手式の予定は以下の通りです。
日時:2月22日(土曜日)午前10時30分〜
場所:中部教区主教座聖堂 名古屋聖マタイ教会
司式・説教:中部教区主教 ペテロ渋澤一郎師父
前回の教役者協議会の開会礼拝の奨励はJ司祭でした。J司祭は当初、幼稚園や保育園のない教会での勤務を希望していました。実は子どもが少し苦手だったのです。しかし、教区の事情でそうも言っていられなくなり、ある時から幼稚園が隣接する教会の管理をすることになりました。当然、チャプレンにも任命されました。
彼は気が進まないまま子どもたちと関わり始めました。そんな彼の思いとは関係なく子どもたちは、気は優しくて力持ちの彼が大好きになりました。そのことが彼を変えました。子どもが好きになったのです。ある礼拝のあと、子どもたちが彼のところに来て、「先生、今日のお話良かったね!」と言ってくれたそうです。「教会ではなかなかそう言ってもらえないのですが…」と少し嬉しそうでした。
わたしたちにも気が進まないことがしばしばあります。時にはその気が進まないことから逃げてしまうこともあります。しかし、気が進まなくてもそこに留まるとき、J司祭のように思わぬ気づきと恵みがいただけるのです。
主イエスは十字架の直前、「父よ、…この杯(十字架)を私から取りのけてください」(マルコ14:36)と祈られました。イエス様にとって十字架が気が進まないことではもちろんありませんが、それでもイエス様の中にその大きさのゆえに多少の躊躇があったということを知るとき、少しほっとするのです。そういうイエス様だからこそ、わたしたちが気が進まないとき、〝大丈夫だから前に進みなさい〟と励ましてくれていると思うからです。
西原廉太司祭(主教被選者)の按手・就任式の準備が進められています。西原司祭は立教大学と聖公会神学院の教員も兼務します。主教職を務めるためには皆様のご理解と協力が必要です。どうか西原司祭のためにお祈りください。
主教 ペテロ 渋澤一郎
この度、中部教区成立100周年記念誌である「教区のあゆみⅡ〜中部教区成立100周年記念〜」がめでたく無事に発行されましたこと、心よりお喜び申し上げます。編集に当たられた文書保管部の皆様のご努力と情熱と忍耐に感謝いたします。
この記念誌の発行が検討され始めたのは、編集後記にもありますように2007年になります。1962年には教区の50年史である「教区のあゆみ」が発行されていましたが、2012年の教区成立100周年を機に、教区成立50年以降の歴史をきちんとまとめなくてはという意図のもと、100年誌の準備が進められてきました。
2012年10月には国内外から多くの皆様方の参加を得て、教区成立100周年の記念礼拝とそれに関わる諸行事を行うことができました。100年誌は、必ずしもその時に発行できなくても、より正確な記録を残すことを目標に、時間をかけて編集が進められてきました。その成果が今ここに実現したわけです。
「教区のあゆみ」の編集後記には、「此の歴史には…教役者のみの事が出てきて信徒各位の事が出て来ない。これではほんとうの教区歴史とは言えない」と記されています。「教区あゆみⅡ」は教区・教会・関連施設の歴史が幅広く記されており、必ずしも「信徒各位の事」だけが記されているわけではありませんが、執筆者は各教会・施設に関わる信徒や職員の皆さんが中心になっています。
そういう意味から言いますと、「教区のあゆみ」が聖職者中心に編集されたものであるとすれば、この「教区のあゆみⅡ」は信徒と教役者が協働して執筆・編集されたものであり、「ほんとうの教区歴史」と言えるのではないでしょうか。
装丁もしっかりしていますので、今後何十年の使用や保存にも十分耐えられます。多くの皆様に是非目を通していただき、宣教の励みと力にしていただければ幸いに思います。
主教 ペテロ 渋澤一郎