ぜひ、お出かけください。
(1)歩こう文化のみち(東区役所の主催です)10/31~11/23
(2)あいちのたてもの博覧会2026(当教会は10/31・土)




ぜひ、お出かけください。
(1)歩こう文化のみち(東区役所の主催です)10/31~11/23
(2)あいちのたてもの博覧会2026(当教会は10/31・土)




今夏、立教大学で開催された聖公会関係学校教職員研修会の講師には、私の盟友でもある神学者の森本あんり先生にお願いしました。
森本先生は5歳の時にお母さんを病気で亡くされました。それ以来、大変な苦労をされながら、今に至られました。50歳を越えた頃、生母のことを何も知らないことに思い至り、お母さんが教会に通っていたことを手掛かりに調べ始めました。そして、お母さんが洗礼を受けられた教会が判明し、牧師から、教会に記録があるとの手紙も送られてきました。手紙には、お母さんが書かれた信仰告白も添えられていました。森本先生はこう書かれています。
「わたしは、その時までまったく知らなかった。自分の母が洗礼を受け、一年足らずの後に亡くなったことを。はじめて見た母の直筆が信仰告白であった。当時28歳だった母は、4歳のわたしを抱え、次第に弱ってゆく自分を見つめながら、こんなふうに綴っている。
『一年あまりをかけて、ようやくキリスト者として生きる決心をすることができた。将来の不安はあるが、すべてをよきにはからってくださる神を信じて、与えられた残りの日を過ごしてゆきたい。特に、後に遺してゆく子どもを、神の手に委ねる。この子の魂の教育を、主なる神に委ねたので、そのことについては、今自分は安心しで死を迎えることができる』
わたしは、半世紀も前の母の思いをようやく受け取ることができたように思った。自分は、不幸な子ども時代を過ごし、ひたすらそこから抜け出すことを願い、一人で洗礼を受け、一人で決心し、一人で牧師になったつもりでいた。けれども、そこには幼い自分を神の手に委ねて、魂の教育を祈った母がいたのである」
私たちのキリスト教学校は、そして私たちの教会もまた、確かに、神さまから託された「魂の教育」を精一杯に担う者たちなのです。



早いもので2026年も3/4が過ぎようとしています。まだ少し暑い日はありますが、もうすっかり秋といった感じでしょうか。礼拝カレンダー10月号が完成しましたのでお知らせいたします。教会も関連施設も秋の行事が多く予定されていることと思いますが、お体に気を付けてお過ごしください。
※9/29修正…10/25の高田降臨教会はみ言葉・信徒の礼拝です。


♰主の平和がありますように!
8月はまだ1主日残っていますが、9月の礼拝カレンダーが完成しましたので、お知らせいたします。9月はマタイ教会の創立記念礼拝や教区研修会がある関係で、変更が生じている教会がございますので、ご確認をよろしくお願いいたします。
変更がございましたら、中部教区センターまでお知らせください。
※8/31修正…9/27名古屋聖マルコ教会に修正がありました。
※9/1修正…9/20稲荷山諸聖徒教会に修正がありました。

6月27日から7月5日まで北アイルランド・ベルファストで開催された「第19回・全聖公会中央協議会」(ACC-19)に参加させていただきました。サラ・ムラリー第106代カンタベリー大主教も全期間参加され、親しい交わりの時ともなりました。
会議期間中、私たちは北アイルランド、ロンドンデリーの街を訪れたのですが、その中で伺った「血の日曜日事件」の被害者の方の証言には大きく胸を揺さぶられました。「血の日曜日事件」とは1972年1月30日、平和的にデモ行進中の市民27名が英国陸軍落下傘連隊に銃撃され14名が死亡し多数の負傷者が出た事件です。セント・オーガスティン教会で私たちはリチャード・ムーアさんの話に耳を傾けました。当時、10歳だったムーアさんは、その日、兵士が発射したゴム弾に直撃され失明されました。それから30年以上が経過した後、ムーアさんはその責任者である兵士を探し出し、面会を果たしたのです。そのチャールズ・イネスという元兵士と向かいあう時を振り返りながら、ムーアさんはこう語られました。
「彼は私や母、父を傷つけた者なのです。私には、自分の仲間や他の犠牲者たちを裏切ることになるのではないかとの躊躇もありました。それでも、私は、彼に会いたかったのです。状況がどれほど困難に見えても、相応しい支えと愛、そして思いやりがあれば、他者の人生にも貢献できるし、直面している困難を乗り越え、それを前向きな力に変えることができるのです。真に和解を望むなら、それは自分自身の中から始めなければならないと私は信じています。自分の心を和解させることができれば、他の人々に手を差し伸べることができるのです」
出会い、そして、ゆるしへと至るムーアさん自身の道のりについての語りは、世界中から集まった聖公会の人々の心を深く動かしたのです。