【長野伝道区】女性のつどい「飯山の風、こどもたちの声」

長野伝道区では、5月11日(土)に飯山復活教会にて、女性のつどい「飯山の風、こどもたちの声」を行います。
講師はルカこども発達支援ルームの小野望さん、お話を伺った後に、教会の目の前にある子ども館を見学します。
長野伝道区の婦人会の企画ですが、伝道区を越えて、ご参加を希望される方を歓迎いたします。
チラシをご確認いただき、ご関心のある方にお知らせください。申し込みの締め切りは4月末です。

イースター・メッセージ<暗闇の中に輝く〈命の光〉と出会う場所

 聖土曜日の礼拝では、復活のろうそくに火が灯されます。その灯火は眩しいものです。それは、暗闇の中であるからに他なりません。イエスさまが十字架に架けられた。そして十字架の上で息絶えられた。
 昼の十二時になると、全地は暗くなり、三時に及んだ(マルコ15章33節)
 主イエスの時代は、まさに暗闇の時代であったことを、私たちはまず思い起こさなければなりません。
 さて、ヘロデは博士たちにだまされたと知って、激しく怒った。そして、人を送り、博士たちから確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいる二歳以下の男の子を、一人残らず殺した。その時、預言者エレミヤを通して言われたことが実現した。「ラマで声が聞こえた。激しく泣き、嘆く声が。ラケルはその子らのゆえに泣き、慰められることを拒んだ。子らがもういないのだから」(マタイ2章16―18節)
 争いと分裂の中、子どもたちの命が奪われていく。そのような暗黒の時代に、主イエスはお生まれになった。イエスさまは、暗闇の中に光として、平和の君としてこの世に遣わされました。洗礼者ヨハネの父、ザカリアは、このように預言します。
 幼子よ、あなたはいと高き方の預言者と呼ばれる。主に先立って行き、その道を備え、主の民に罪の赦しによる救いを知らせるからである。これは我らの神の憐れみの心による。この憐れみによって、高い所から曙の光が我らを訪れ、暗闇と死の陰に座している者たちを照らし、我らの足を平和の道に導く(ルカ1章76―79節)
 暗闇を照らし、平和の道を切り開くこと。それは洗礼者ヨハネが告げていた主イエスの使命でした。イエスさまはガリラヤの地で、辺境とされた地で、さまざまな人々の痛みや苦しみ、叫びがこだまする地で、一筋の光としての働きを担われたのです。
 こうして、預言者イザヤを通して言われたことが実現したのである。「ゼブルンの地とナフタリの地、湖沿いの道、ヨルダン川の向こう、異邦人のガリラヤ。闇の中に住む民は、大いなる光を見た。死の地、死の陰に住む人々に、光が昇った。」その時から、イエスは、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣べ伝え始められた(マタイ4章14―17節)
 主イエスは、この暗闇の中に光を灯すために、自らを燃え尽きさせられました。一粒の麦は地に落ちて死に、そして何倍もの実を結ぶ。
 「私は世の光である。私に従う者は闇の中を歩まず、命の光を持つ」(ヨハネ8章12節)
 主イエス・キリストが十字架の上で息絶えたのは、それは、この世に〈命の光〉を生み出すためでありました。その〈命の光〉こそが、よみがえりの主に他なりません。よみがえりの主と出会える地はどこでありましょうか。福音書には、明確に示されています。それは、「ガリラヤ」でありました。イエスさまが、人々と共に泣き、共に生きた地、「ガリラヤ」に行くことで復活の主と出会える。そこで、一筋の灯、〈命の光〉を見い出すことができる。暗闇の中で、平和への道が備えられる。
 主イエス・キリストは、私たち一人ひとりがガリラヤを目指し、平和への道を歩むよう促されます。そして、ガリラヤの地で、暗闇の中に輝く〈命の光〉が私たちの内に生まれるようにと導いてくださいます。それでは、「私にとってのガリラヤとはどこなのか」。今年の復活節、深く黙想できればと願います。

礼拝カレンダー2024年4月号

イースターを間近に控え、安定しない天気が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて、4月号の礼拝カレンダーが完成しましたのでお知らせいたします。

※3/27修正…名古屋聖マルコ教会7:00の聖餐式を追加しました。
※4/1修正…大垣聖ペテロ教会4/14の礼拝を修正しました。

【能登半島地震関連】ボランティア募集

京都教区能登半島地震対策室より、ボランティア募集の案内が届きました。
各教会にて参加を呼びかけていただければと思います。

ボランティアの申込みは、要項にある通り、所属教会の牧師を通じて京都教区センターにしていただくこととなっています。ご協力をよろしくお願いいたします。
なお、現地までの交通費につきましては、中部教区からの補助を検討いたします。参加希望者がいらっしゃいましたら、中部教区センターまたは総主事(相原)までご連絡いただければと思います。

中日本宣教協働区:各教区代祷表(2024年度)

中日本宣教協働区では2022年度より各教区諸教会を覚えて互いに祈り合うことを続けています。
各教区(横浜・京都・大阪・中部)の代祷表を掲載し、お知らせいたします。

主日の礼拝の中でお覚えくださいますようよろしくお願いいたします。

中日本宣教協働区の働きの上に愛と平和の主の豊かな祝福がありますように。