中日本宣教協働区では2022年4月より各教区諸教会を覚えて互いに祈り合うことを続けています。
各教区(横浜・京都・大阪・中部)の代祷表を掲載し、お知らせいたします。
主日礼拝の中でお覚えくださいますようよろしくお願いいたします。
中日本宣教協働区の働きの上に、愛と平和の主の豊かな祝福がありますように。
〈オルガニスト研修会〉のご案内
中部教区各教会の皆さま、オルガニストの皆さま
2023年3月
中部教区礼拝音楽部
協力:愛岐伝道区
長く続くコロナ禍、礼拝も制約が多い中で、礼拝や賛美の声をしっかり支える事が出来る様に、奏楽者としての学びの時を持ちたいと思います。今回は主にリードオルガンの使い方に焦点を当てて一緒に学びます。再び、聖堂が賛美の音楽で満たされる喜びを分かち合いましょう。
研修内容
Ⅰ 礼拝におけるオルガニストの役割
Ⅱ 弾いて、聴いて、歌って、分かち合う
1.リードオルガンで聖歌をひいてみよう
2.新しい奏楽曲の紹介 ①≪HYMN PRELUDE LIBRARY≫ より
②その他
3. 分かち合い
※ 研修内容は昨年11月に長野で行った内容に準じます
〇 日時 4月22日(土)12時~14時
〇 場所 名古屋聖マタイ教会聖堂 (名古屋市昭和区明月町2-53-1)
〇 持ち物 聖歌集、参加費(資料代)500円
〇 講師 渋澤 博子(中部教区礼拝音楽部 長野聖救主教会オルガニスト)
申込締切 4月9日(日)※詳細は各教会に発送のチラシをご確認ください。
2022年4月8日(土)午後3時 聖土曜日の礼拝
*司式 司祭 ヨハネ 相原太郎
2022年4月9日(日)午前10時30分 復活日聖餐式(ミサ)
*司式・説教 司祭 ヨハネ 相原太郎
礼拝はどなたでも自由に参加できます。事前連絡も不要です。
先月、豊橋昇天教会で幼子の洗礼式とお二人の堅信式が行われました。主教にとって洗礼堅信式を司式させていただくことは、この上ない喜びなのですが、今回はさらなるお恵みが与えられました。堅信式を受けたのは、白藤亜南さん(11歳)と白藤二架さん(8歳)の姉妹。ソロモン諸島で農業を教えていた白藤謙一さんと白藤シンデレラさんは聖婚後の2013年に来日され、豊橋市に住まわれるようになりました。シンデレラさんのご家族はソロモン聖公会の熱心な信徒。白藤さんご家族は豊橋昇天教会の大切なメンバーとなりました。ところが、シンデレラさんは、2018年に癌が判明。2020年5月4日、主のもとに召されました。34歳でした。
堅信式の当日は、お母さんの写真も会衆席の最前列に置かれ、きっと天国でこの時を喜んでおられたことと思います。亜南さんが幼児洗礼を受けたのはソロモンの教会でした。箭野眞理司祭から、お父さまの健一さんが亜南さんのソロモン聖公会で出された「信仰の履歴」を発見され、そこには、亜南さんは、2010年に一時帰国し3月7日に、「フィユの王なるキリスト教会大聖堂」で幼児洗礼を受けており、教父母はサンドラ・アシュレイ姉とベンジャミン・カエラ兄であったことが判明したと伺いました。
私は、ソロモン聖公会元主教で畏友でもあるテリー・ブラウン主教に連絡を取り、教父母についてお尋ねしたところ、教母であるサンドラさんのおつれあいのジョン・アシュレイ司祭のメールアドレスを教えてくださいました。アシュレイ司祭に亜南さんの堅信式についてお伝えしたところ、すぐに温かいメッセージを頂戴することができました。
「教えてくれてありがとうございます。サンドラと私はまだホニアラの中央教区で奉仕しています。ベンジャミン・カエラも元気で、私たちの住むイサベルの地域のお世話をしています。サンドラと私は今度の主日の聖餐式の中で、みなさまのためにお祈りいたします。私が洗礼を授けたアナの堅信式が行われ、サンドラを彼女の教母として覚えていただいたことを感謝いたします。サンドラが教母をつとめた子の顔を見れるように、アナの最近の写真を送ってください」
海を超えて、時を超えて、また、地上と天上を超えて、祈りはつながっているのです。私たちの聖公会は、そのような豊かさに満たされた教会であることを、あらためて感謝をしたいのです。
【信徒神学校 第28期 特別講演会】
表題:改めて宣教とは・・・
日時:2023年3月21日(火)14:15~16:15 講師: ナタナエル 植松 誠主教(前北海道教区主教) 会場:横浜聖アンデレ教会会館
※信徒神学校受講生でなくても、どなたでも参加できます(無料)
Zoomでの配信もあります。
申込みは、信徒神学校事務局【☏ 045-321-4988 横浜教区事務所内】まで
E-Mail でのお申込みはshuumu@anglican.yokohama まで
※Zoomでのご参加を希望される方はメールでお申込みください。
詳しくはホームページをご覧ください。 https://anglican.yokohama/7066/
2023年となりました。本年も中部教区聖職・信徒が祈りを合わせて、ていねいな〈宣教・牧会〉を誠実に担いあいたいと願います。
新年1月1日(日)は名古屋聖マタイ教会・主教座聖堂において、主イエス命名の日・主日聖餐式の司式・説教をさせていただきました。本来は、翌2日(月)、3日(火)は久しぶりの休日の予定でしたが、立教大学が実に55年ぶりに箱根駅伝本戦に出ることになったため、私も総長として、急遽、現地で応援することとなりました。
12月26日(月)には、立教学院聖パウロ礼拝堂で、「立教大学箱根駅伝出場感謝/ユニフォーム推戴式および壮行礼拝」が開催されました。礼拝の中で、立教大学の襷(たすき)と選手のユニフォームが祝福され、私から選手代表に襷を手渡しました。
そして、今回の箱根駅伝では、往路復路全10区間、この襷は見事に繋がり、ゴールを果たすことができました。実はこの襷には、10名の選手たちだけではなく、部員全63名がサインをした名前が記されていました。箱根路を走った選手たちは、部員全員の思いと、私たちすべての祈りを繋いでくれたのでした。
駅伝は、それぞれの区間は一人で走るという意味では、限りなく個人競技であると共に、襷を繋いで、チームとしてゴールを目指すという点で、完全な団体競技です。
教会もまた、個々人が信仰に生きると同時に、その信仰を先達たちから受け継ぎ、そして未来へと継承していくことによって成立する共同体です。そういう意味では、私たちは、イエスさまが〈語られ、為さったこと、命じられたこと〉、すなわち、主イエス・キリストの〈ミニストリー〉を「信仰の襷」として受け、誠実にそれぞれの人生という路を走り抜き、そして、次の世代に託していく者たちなのだろうと思います。
信仰の襷を繋ぐこと。それを「使徒継承」と言うのでしょう。
2022年11月28日(月)午後7時から、中日本宣教協働区(横浜・中部・京都・大阪の4教区)にある諸施設のチャプレン及び協働委員総勢41名がオンラインで繋がり、研修会が開催されました。2020年の日本聖公会総会決議により「宣教協働区」が設置されて以来、中日本宣教協働区協働委員会では教区の枠を超えた課題を共有し、協働の可能性を追求してきました。その中で4教区共通の課題として当初から繰り返し話題に上ってきたことの一つが、チャプレンの働き(チャプレンシー)についてです。
中日本宣教協働区内には、大学、短大、高等学校、中学校、幼稚園、保育園、認定こども園、病院、福祉施設、ホテルなどの関連機関があり、各教区はそれぞれにチャプレンを派遣しています。しかしながら、殆どの教役者は神学校でチャプレンの働きについて学ぶこともなく、遣わされた現場で孤軍奮闘しながらその重要な役割を担っているという実情があります。そのような認識に立ち、まずチャプレン同士の分かち合い(ピアサポート)の場を作りたいとの願いから今回の研修会が実施されることになりました。
限られた時間の中でしたが、まず協働委員の1人から経営の視点(理事長)からチャプレンに望むことについて話があり、続いて各カテゴリー(幼保、中高、大学、病院、福祉施設)から5人のチャプレンの体験談を聴くことができました。各々がとても率直で切実な思いを語られたこともあり、大変興味深く共感を覚えました。何より各現場へチャプレンとして派遣された教役者が、信徒ではない学生や利用者、教職員やスタッフたちといかに関係性を構築していくか…という難題に日々心を砕いていることが強く印象に残りました。次回は対面で開催できることを願っています。
尚、本研修会報告書の入手をご希望の方は当方までお声がけください。
教区運営会議では、教区の青少年活動の活性化のため、また、中日本宣教協働区での協働を深めるため、添付にあります「Jsキャンプ@沖縄」(京都教区宣教局教育部主催、中部教区協力)への中高生への参加を、中部教区の教会に呼びかけることにいたしました。
詳細は案内をご覧いただければと思いますが、「Jsキャンプ@沖縄」は過去に何度も行われており、今回は、中部教区もその準備に協力し、当日も現地にスタッフを派遣する予定です。
申し込みは、来年1月18日(水)までに、金沢聖ヨハネ教会まで直接お願いいたします。