「ある世界祈祷日でのこと」

先日、名古屋市内の世界祈祷日礼拝が名古屋聖マタイ教会で開かれました。各教派から200名以上の参加者があり盛会でした。メッセージは田中誠司祭がされたのですが、そのメッセージの途中でふと、過去の世界祈祷日のことを思い起こしました。
ある世界祈祷日でのことでした。ある教派の教会で行われ、教会の方々と出席しました。その日は少し頭痛がして風邪気味でした。夜は常置委員会が予定されており、車で名古屋まで行かなければなりませんでしたので、早く良くなってほしいと願っていました。礼拝が進みメッセージになり、その教派の先生がお話をされました。少し長めで、内容的には当日の礼拝式文(冊子)に書かれているような内容で、頭痛で少しボーっとしていたこともあり、いけない、いけないとは思いつつ、話には引き込まれないで眠りに引き込まれてしまいました。
ふと気がつくと7~8分は経っていたでしょうか。完全に熟睡していました。幸いまだメッセージは続いていましたので、体勢を整えて何事もなかったかのように拝聴したのですが、ふとその時、ある変化に気がつきました。いつの間にか頭痛が消えていたのです。軽い頭痛でしたので、時間的には丁度回復するころだったのか、あるいは、熟睡が効いたのか、頭はすっきりしていました。それにしても不思議な出来事でした。医学的には何らかの説明がつくのでしょうが、わたしは素直に神様がこのメッセージを通してわたしを癒してくださったのだと感謝しました。それからは自分の説教で聞き手が眠っていても全然気にはならなくなりました。そんなことを思い出していたのですが、田中司祭のメッセージは最後までちゃんと聞かせていただきました。