ついこの間新しい年を迎えたと思いましたら、もう大斎節も半ばになってしまいました。主イエス様の受難に思いを向け、緊張感を持ちつつご復活へと残りの日々を過ごしてまいりましょう。
さて、この4月には少し大掛かりな教役者の異動があります。異動される教役者にとっても、新しい教役者を受け入れる教会にとっても期待や多少の不安もあることと思います。教役者にとっては新しい任地でどんな働きが待っているのか、どんな信徒の方々がおられるのか。受け入れる教会にとっては、新任者はどんな教役者なのか、自分たちとどう関わってくれるのか、また、どう関わったらいいのか。そんな思いが双方にあることでしょう。
わたしもかつてたくさんそのような経験しましたが、教役者は先入観を持たないで、遣わされた場での人々や働きに一つ一つ丁寧に関わり、受け入れ教会の皆さんはその教役者と一緒になって教会形成をしていくのだという思いを持って協働していただくことを願っています。
そのような中、田中誠司祭が3月末をもって定年退職されます。田中司祭は教職を辞して聖職の道に進まれ15年間教区でお働きくださいました。退職後も主日礼拝へのご協力をいただけます。大変感謝です。健康に留意されご活躍いただきたいと思います。
最後に可児の教会について少し触れます。可児ミッションは現在活動を停止していますが、可児聖三一教会はもちろん礼拝が続けられています。しかし、一昨年以降少し元気がないことも事実です。現在、後藤司祭が管理牧師ですが、教区の皆様、殊に愛岐伝道区の皆様には可児の教会に心を留めていただき、時には礼拝に加わっていただければ可児の皆さんも元気づけられることと思います。皆様のご支援をお願いいたします。