今教区会期の課題

昨年の教区会において今教区会期の教区の課題についていくつかの提案が出されました。その後の常置委員会でもそれらを確認し、検討・実行して行くことを決めています。それは、①教区諸規定の見直し、②教区各センター事業(可児ミッションを含む)に対する教区の主体的な関わり、③教区の中・長期ビジョンの具体的な策定(2022年の宣教協議会も踏まえて)、④教区百年史の完成に向けての道筋を整える、です。

さらに付け加えますと、前教区会期から継続中の宣教資金拠出金を含めた財政問題も含まれてきます。これらの課題が今教区会期の最重要課題であると考えます。当然のことですが、これらの課題は常置委員会や運営会議だけの事柄ではなく教区全体の課題です。一人一人がこれらの課題を常に意識していただき、それぞれの場で建設的な意見を遠慮なく出していただきたいと思います。教区研修会でも大いに議論していただきたいと願います。

各常置委員もそれぞれの課題に主体的に関わることを申し合わせています。これらの課題について明確な方針を導き出し、今年の教区会に具体的な議案として提出されることを期待しています。思い切った変化があってもそれを受け止め、実行してまいりましょう。

最後に嬉しいお知らせがあります。昨年12月9日、中部教区第6代主教である植松従爾主教様が100歳を迎えられました。1976年教区主教に就任され、1986年末に定年退職を迎えられるまで“み言葉と祈り”によって教区を導かれました。わたしも主教様と同じ時に中部で働き始め、執事、司祭と按手をしていただきました。その主教様がご健在ということは個人的にも嬉しいことです。主教様ご夫妻に祝福とお守りをお祈りいたします。