ドンキーステップ1416
2023年2月12日
愛犬の思い出
我が家では5年前に柴犬を飼い始めました。当時は子供たちがまだ小学生で犬を飼いたいと言い始めており、保健所の保護犬やペットショップを探していました。そんな時にインターネットで2歳の柴犬が売りに出されており、我が家で迎え入れることになりました。名前はブリーダーですでに付けられており「大吉」といいました。それから5年がたち、家族の一員としての生活にも慣れ、「犬生」これからという時期だったのですが無念にも昨年12月に急に体調が悪くなりまして病院での緊急手術もむなしく7歳で急逝しました。子供たちも犬を飼うことが初めての経験でしたので気持ちの整理が難しいと感じていました。その後、ヨハネ教会にて後藤司祭から失意の中にあった我々へ慰めの祝福をいただき、やっと心の平穏を取り戻しつつあります。家庭では大吉が元気だったころの家族との思い出の写真をまとめるなど前向きなことをするようにしています。今回ドンキーステップを書く機会をいただきましたので、後藤司祭から慰めの祝福をいただいた時に読んでくださった聖書の御言葉を読み返すことにしました。幸い我が家にはクリスチャンの義理の父が結婚時に贈ってくれた「聖書スタディ版 わかりやすい解説つき聖書 新共同訳」がありました。
詩篇第104編10〜35節
主が創造した自然と動物たち、その中で生活する人間の豊かな生活が描かれていました。
創世記9章9〜17節
新共同訳で「祝福と契約」の章でした。方舟から出てきたノアに主が契約のしるしを与えたことが「これがわたしと地上のすべて肉なるものとの間に立てた契約のしるしである」と書かれていました。虹が主と地上のあいだの契約の象徴として描かれているのが印象的でした。 後藤司祭から家族に慰めの祝福をいただいたあとで「動物は人間のように罪を犯していないので天国に行けます」と教えていただき、家族全員で心穏やかに帰路につくことができました。今回はこうして聖書を読む貴重な機会もいただけてよかったです。